ワーママからの海外移住×キャリア×子育て

IT企業勤務の二児ワーママが一念発起してカリフォルニア・ベイエリアへ。日々限られた時間の中での英語学習や子育て、ライフハックについてつぶやきます。

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Social Media Threats とパジャマ・デーと小学校ボランティア初体験

先週12月17日金曜日は、アメリカの多くの学校が冬休み前の最終日でした。

 

このため、息子の通う小学校もそうですが、多くの学校で休み前のパーティだったり、パジャマ・デーといったイベントが予定されていました。

 

パジャマ・デーというのはアメリカに来て知ったのですが、朝から子供たちがパジャマを着て学校で一日過ごすという日。プリスクールでも小学校でもあります。

 

最初聞いた時は「は?なんのために?」と思っていたし、子ども達も「え?この格好?」という戸惑いがありました。

 

パジャマと言っても、普段着ている普通のパジャマというよりは、少しカラフルであったり遊び感満載のパジャマが好まれるようです。

 

そうとは知らず、アメリカに来て1年目は慌てて手持ちのユニクロパジャマを着せて登園させていました(汗)。子どもが恥ずかしがるので、上はパジャマ、下は普段着のパンツという中途半端な格好をした時も。いや、でもパジャマ・デーは「ザ・パジャマ」として突き抜けている方がいいのです。

 

さすがに3年目の今回は親も余裕を持って新しいパジャマを準備し、子どももその日を楽しみにしていました。

 

ところが、前日に学区の代表から突然メールが届きました。Social Media Threats、TikTokと書いてあってなんの事だろうとたいして気にしていなかったのですが、その後息子の通うアフタースクールからもメールが届き、明日は午後は外遊びをしないようにする、警察のパトロールも強化するとあり、何だかただ事ではない様子です。

 

そこでニュースを調べてみると、どうやらTikTok上で12月17日にアメリカの学校での襲撃爆破予告が拡散されている(Viral post)というのを知りました。地域などの指定はなく、アメリカ全土対象だとのこと。始め、Social Media Threatsと聞いた時は、ハッキングやフェイク広告などのことかと思っていましたが、こういった拡散もSocial Media Threatsと言うのですね。

 

この地域に住むママのFacebookコミュニティにも、これに関する話題が出ていました。他の地域のどこどこの学校は休校するらしい、うちの子は学校に行かないで家で過ごさせる、などなど。

 

今回の予告、場所も特定していないなので、普通に考えたらデマである可能性が高いでしょう。それでも、こういうのに便乗する人が出ないとも限りません。

 

また、この最終日、私は学校のパジャマ・パーティにボランティアとして参加する予定でいました。

 

アメリカの小学校では授業参観といったものはなく、現在コロナの影響で親が小学校に入って子供の様子を知ることがなかなかできません。

ボランティアは、そんな中子どもの様子を知ることもできる1つの手段なのですが、やはり人気でいつもボランティア枠がすぐに埋まってしまっています。

それが今回はたまたま空きがあったので参加することにしたのでした。

 

ボランティア参加するためには、ワクチンを2回接種済みであること(Fully Vaccinated)、そして1週間以内のPCR検査陰性証明が必要です。

このため数日前にPCR検査も受けに行っていたのでした。

 

もしかしたら休校の可能性もあるなと心配しながら当日を迎えましたが、結局学校は休校せずにパジャマ・デーもパジャマ・パーティも実施。

 

私もボランティアをしながら、息子の学校での様子を間近に見ることができました。

 

結局その日、予告があったようなことが起きた学校はなかったようで本当に良かったです。

 

下手に騒ぎ立てたり、SNSで拡散してしまうと、そこでさらに便乗したり、刺激を受ける人も増えそうなので、できるだけ騒ぎ立てずに静観するのがよいのでしょうが、やはり怖いですよね。

アメリカだと襲撃事件などが日本と比べると身近ですから、万が一のことを考えると心配してしまうのですよね。