ワーママからの海外移住×キャリア×子育て

IT企業勤務の二児ワーママが一念発起してカリフォルニア・ベイエリアへ。日々限られた時間の中での英語学習や子育て、ライフハックについてつぶやきます。

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グリーンカード申請のための健康診断~子供編③~

Civil Surgeonからの連絡は、こういうものでした。

「血液検査の結果が届いたのだが、Quantiferon TB gold(結核)の結果が二人ともIndeterminate(不確定)と出ている。つまりPositiveでもNegativeでもない状態。このため再度血液検査をするように。Positiveだったらレントゲンをとる必要がある。」

 

はー?幼い子供二人が二人とも結核って普通ありえないでしょ?しかもIndeterminateってなに?

 

あれだけ苦労した採血なのに、再度採血しないといけないの?と事情を説明すると、「採血できないならレントゲンをとるしかない」とのことで、そのためには子どもたち連れてサンフランシスコまで行かないといけません。

 

結局しょうがなく次の日またLabCorpに行き再採血。

今回は前後に水をたくさん飲ませたり、長い採血の間緊張しないように、子供と一緒に数を数えて気を紛らわせたりしたところ、吐いたり体調を崩すことはなく無事に済ませることができました。

 

子どもたちが日本に戻る日も迫っているので、それまでに健康診断が済ませられるのかやはり焦ります。

 

そしてまた1週間後、Civil Surgeonから電話がありました。

再検査の結果、Hepatitis BはNegativeとのこと。ほっ。

 

しかし再検査の結果を待つ必要があったため、当初の診察日がキャンセルになり、その後Peninsulaで当分診察しないので、サンフランシスコまで来てほしいとのこと。

 

実はちょっと前からこのCivil Surgeonへの信頼度が下がっていました。

当初子供なのに尿検査が必要と言っていたこともありますが(LabCorpの人が確認を取って不要と判明)、それ以外にもあります。

 

このCivil Surgeonはサンフランシスコにオフィスを構えているのですが、週に数回私が以前住んでいたPeninsulaエリアで診察をしておりこれが利用したきっかけでした。

 

しかし、予約した日を変更されることがしょっちゅうあるのです。おそらく、Peninsulaエリアへの出張をできるだけ減らしたいのでしょう。できるだけ同じ日に診察をさばけるように調整しているようなのです。近場だから子供二人をお願いしようと思っていたのに、最初の話とどんどん違ってきてだんだん怒りがこみあげてきました。

 

でも、ああここはアメリカなんだからアサーティブに受け入れられないことは言わないとと思い直して、次の日冷静にサンフランシスコまでは行けない旨を伝えました。

 

そう、相手だって無理を通そうとしているわけではなく、あちらはあちらの要望を伝えているだけなのだからこちらが無理といえばいい話なのです。

 

実際にサンフランシスコでも14時までしかやっていないとのことで、私が仕事を休まないといけないし、子どもたちは既にその週アウトドア・キャンプの予定が入っています。結構高額なキャンプでしたが、良い経験になりそうなので悩みに悩んだ末に申し込んだキャンプだったので、休ませたくありません。

 

Civil Surgeon側の受付とお互い妥協策を議論した結果、相手から出てきた答えは、、

FaceTimeでいいので昼間にキャンプから抜け出て診察できないか

とのことでした?

 

え?FaceTimeでいいの?

 

確かに診察自体は大したことがないことは、私自身の経験から分かっていましたが、身長体重などはその場で計測しなくてはいけないのではと思っていました。

 

そして結局FaceTimeで済ませることに。なんと、かかった時間は子供二人で5分かからずでした。。サンフランシスコまで連れて行かなくて本当によかった。

 

これでようやくFormを用意してもらえる、、

そしてFormを取りに一人サンフランシスコに行く当日の朝、またCivil Surgeon(正確には受付の人)から連絡が。

 

子どもたちはVaricella(水疱瘡)のワクチンを日本の推奨スケジュールに従って受けているのですが、血液検査の結果、このVaricellaの値が低いことがわかったとのこと。従って、子供たちを連れてきてくれれば病院で追加接種するし、薬局でもどこでもいいので追加接種して証明書を持ってきてくれと。

 

またか、、、もう落胆を通り超えて呆れしかないです。

血液検査の結果は以前から分かっていたのに、なぜ今?なぜ出来上がるFormを取りに行く日の当日?結核の連絡の時に知らせてくれれば時間が十分にあったのに。しかも子供たちは連れていけないって何度も言っているでしょー!

 

と抗議するものの、事実は変えられません。

まずは水疱瘡ワクチンって何度も受けていいの?という所の裏を取るためにかかりつけ医に連絡したところ、それは問題ないとのこと。

仕方ない、じゃぁワクチン受けるか、今日のForm取りに行くのは延期だな、、、と腹をくくっていたところ、再度Civil Surgeon(の受付)から連絡。

結局Civil SUrgeonの先生と話し合った結果、値は低くても提出に問題がないことが分かったから本日Formはできあがるとのこと。

 

どれだけかき回すのか。。

 

そしてその日無事にFormを受け取りました。

実はその日、私の側で追加で必要なHepatitis Bのワクチンを受けたのですが

「Hepatitis Bは追加接種が必要なのでまたこちらに来て受けてもらっていいですからねー」と言われ、

いや、もうここはこりごり、、普段のワクチンは近くで受けよう。。

 

と思ったのでした。