急がなくてよかったんだ!HSAからの医療費引き出しのタイミング
今年、人間ドックをアメリカで受けました。
アメリカでは人間ドックの検診項目が少ないので、日本に一時帰国した時に受けていたのですが、このコロナでなかなか帰れず2020年を未検診で終わらせてしまいました。
健康不安を抱えたくないので、今年はアメリカで人間ドックを受けることに。
この人間ドックはもちろん保険適用外。
しかし、私は健康保険として今年からHSAプランに入ったと先日書きました。
アメリカの医療保険は難しい!② 渡米3年目で最適化。HSAで医療費を投資に。 - ワーママからの海外移住×キャリア×子育て
このため、人間ドックでかかった費用はHSA口座に請求して引き出すことができます。
そこで今回試しにと、初めてHSA口座から引き出してみることにしました。
引き出し方法は簡単。
まずHSA用のデビットカードが渡されている場合、これを使って直接支払いをすることも可能です。
しかし私が利用した病院の人間ドックはチェックのみの受付けだったため、直接支払いはできませんでした。
この場合、領収書を使って後日精算することになります。
私はUnited Health CareのHSAプランを利用しているため、UHCサイトの”Reimburse Myself"という所から、かかった費用、払い戻しを銀行口座にするかチェックにするかの選択、払い戻しの内容などを選択した後、レシートをアップロードしておしまい。
私はチェックを選んだので、数日後チェックが送られてきました。
このチェックを換金すればOK. 換金はUnion Bankではスマホ1つでできます。
コロナで一部返金された自動車保険。ユニオンバンクアプリでチェックを換金 - ワーママからの海外移住×キャリア×子育て
このチェックを見ていてはたと気づいたのが ”VOID AFTER 90DAYS"という記載。
チェックは90日以内に換金しないと無効になってしまうのです。
そして気づいたのですが、HSAから医療費引き出しの方に期限はありません。
レシートさえあれば何年前のものであっても、HSAから払い戻すことができます。
(ここが年内に使い切らないといけないFSAとは違う点)
ですので、HSA口座からの引き出しは実はすぐに行わないほうがお得ということになります。
HSAを始めたばかりの口座のわずかな種銭を使ってしまうよりは、種銭を元に投資で増やして実がたくさんなった後に刈り取った(換金した)方がお得ですものね。
何年も領収書を保存しておくのは、それはそれでなくしたらどうしようと不安に感じてしまいますが。。
しかし65歳以上になれば、ペナルティなしに医療費とは関係なくHSA口座から自由に引き出せるので、領収書は「65歳前にどうしても引き出す必要性がでてきた時のお守り」くらいの感覚でとっておくのが良いのかもしれません。