アメリカ移住移住までの道のり⑤日本での準備~アメリカ銀行口座の開設
ビザの面接の際にパスポートを渡すのですが、これが通常7日~10日後にImmigrant Visa Packetと共に送られてきます。Immigrant Visa Packetは、ビザ発行後初めてアメリカに入国する際に必要となる書類です。
今回は面接からなんと3日後に届きました。
ビザが発行されるといよいよ渡米までのスケジュールが明確にたてられるようになります。
渡米前に日本でやるべきことは思いの外たくさんありました。
まずビザ面接後に真っ先に行ったのがアメリカの銀行口座開設手続き。
アパートの初期契約やプリスクールの登録等、まとまった額の契約はチェックで行うことが多く、アメリカでの銀行口座なくして生活は始まりません。
日本人が渡米するときによく使うのがユニオン・バンク(Union Bank)のカリフォルニアアカウント・プログラムです。
ユニオン・バンクはMUFGのグループ銀行で日本にいながらアメリカ口座の開設ができます。口座開設手数料ゼロ。維持費用も、ある一定金額を入金しておけば特にかかりません。
駐在者(日本国内の企業に勤めている人向け)には別のパシフィックリム・カンパニーベネフィット・プログラムというものが提供されているようです。
ユニオン・バンクへの申込書を出してから1週間後に開設完了の通知とともに口座番号などの情報が入った書類、ATMカード、PINコードがそれぞれ分かれて送られてきました。
そして次にやるべきことはオンラインバンキングサービスの登録です。やりかたは送られてきた書類に書いてありネットでできます。預金通帳といったものはありませんので、ネットで口座アクセス可能にしておくのは必須です。
そして電話でデビット・カードの発行を依頼します。
デビット・カードのメリットは2点あります。
1. クレジットカードの代わりに支払いができる
スーパーで買い物した時にクレジットカードの代わりにデビットカードを使って支払いを済ませることが可能です。
私が特に助かったのは、唯一のクレジットカードが不正利用により一時使えなくなった時。渡米後しばらくは、クレジットスコアが低い状態なのでクレジットカードを何枚も申請することができず、1枚のクレジットカードしか持っていないというケースがほとんど。
それが使えなくなった時に代替手段としてデビットカードが役に立ちます。
また、唯一持っているクレジットカードがマスターカードなのですが、コストコでは契約しているVISAのクレジットカードしか使うことができません。ですのでコストコで買い物をする際もこのデビット・カードを利用しています。
2. 現金引き出しが簡単にできる
ユニオン・バンクはBank of Americaなどに比べて、アメリカでそこまでメジャーではないため、支店や専用ATMも限られています。
デビット・カードではスーパーでの支払い時に、同時にお金を引き出すことができます(金額上限はあります)。もちろん手数料不要。これがとっても便利。
日本でもこれがあればわざわざATMに出向かなくてすむのになー。
また銀行関係でやるべきこととして小切手帳(Check Book)の郵送申請があります。
が、これはアメリカの住所に郵送する必要があるため、アパートが決まってから申請する必要があります。