アメリカ生活立ち上げ② 家具の調達で大失敗
前回の記事で、アメリカについて真っ先にベッドや寝具を購入したことを書きました。
この頃は、本当に何もないところからの立ち上げだったので、必要なものは手当たりしだい買っていました。
ちなみにアメリカの賃貸アパートは冷蔵庫、電子レンジ、オーブン、洗濯乾燥機(アパートによっては共用)があらかじめ備え付けてあります。
これは非常に助かりました。
家具や生活家電はAmazonやBed Bath&Beyondを使い、スーパーに行ったら必要そうな調味料や食品を片っ端からワゴンに入れていく。
あまり悩んでいる暇はなかったので、とにかく生活が回せるために必要なものを買い漁りました(笑)
そんなバタバタの中、一つ事件があり、大変痛い目にあいました。
それはなにかというとダイニングテーブル。
家具ショップを悠長に回っている時間はなかったのですが、ダイニングテーブルだけは気に入ったものを選びたい!とかなり吟味してAmazonで購入したもので、
テーブルとソファ合わせて1500ドル程度のものでした。
しかし到着したダイニングテーブルを組み立てていると、
ん?なんだか結構重くない?
テーブルの板もなんとか持ち上げられるけど、、、
と組み立てているうちにどんどん重くなり
組み上がったテーブルを自力でひっくり返すことができないくらいの重量であることに気がつきました。
購入前にサイズは入念にチェックしたのですが
重量はそこまで気にしていませんでした。
改めてサイトに書いてある重量を見ると260ポンド。
えーっと、これは、、、
110kg超え!
いやー、これは重たすぎる。まるでレストランにあるテーブルのようです。
そしてテーブル板があまりに頑強すぎて、小さな子供が転んでぶつかったら、危なすぎるなと思いました。
オーダーしてから届くまで1ヶ月かかった品物だったので
期待していただけにとてもとても残念だったのですが
悩みに悩んだ上、返品することにしました。
ソファにちょっとした傷もあったので、そのことも指摘してAmazonに返品したいと申し出ると、「価格の3分の1に値下げするので購入してくれないか」という打診を受けました。
これにはびっくりしました。
実物を見てもいないのに、そんな大幅な値段交渉をするのかと。これは返品コストを考えてのことでしょう。
しかし、私はその一式を保持していたくなかったので、返品手続きを取ることにしました。
しかし問題はそこからでした。
返品はAmazonが手配した業者(重量オーバーのためUPSなどのいつもの所は不可)が取りに来てくれました。
しかしその後、返品したはずの品物がAmazonに到着しないという事態が発生したのです。
返品が確認できないと、返金はされません。
その後何度もチャットや電話でAmazonとやりとりし、大変な思いをしました。
結局、返品の際に私が何も証拠となる証明書を受け取っていなかったので、追跡することすらできず、お金は戻ってきませんでした。
こんなことになるなら3分の1の金額で受け取っておけばよかった。。
悔やみましたが後の祭り。
渡米直後の超バタバタした時期のことだったので当時のやりとりの記憶もあやふやで、高い勉強量を払ったと思っています。
日本じゃ、返品したはずのものが返品されていないことなんて滅多に無いですし、あっても利用者の責任とはならない気がします。
このことがあってからは、証明書、レシートの類は忘れずにもらうようにしています。