ワーママからの海外移住×キャリア×子育て

IT企業勤務の二児ワーママが一念発起してカリフォルニア・ベイエリアへ。日々限られた時間の中での英語学習や子育て、ライフハックについてつぶやきます。

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アメリカ生活立ち上げ③家具調達に役立ったサイト

前回の記事で、Amazonで購入したダイニングテーブルセットで大失敗し、お金が戻ってこなかった話をしました。

 

その後、ダイニングテーブルはどうしたかというと、最終的にSale-N-Buyでゲットしました。

 

sale-n-buy.com

 

 

 

アメリカでは「ムービングセール」といって引っ越しに伴い、不用品を売ることが習慣としてあります。

従来は、自宅の庭などで行うのが慣例ですが、これだと口コミで伝わる人にしか伝わらない。

ということで、これをWeb上でやりとりしようと、日本人の方が作成したサイトです。

 

日本のメルカリのカジュアル版のような感じでしょうか。

 

メルカリとの違いは

・手数料なし。

・取引が成立すれば、購入者が取りに行く形なので、送料も発生しない。取りに行った先で支払うので、とりあえず見てからということも可能。

・比較的使い込んだようなものでも売っている。

 

メルカリのように丁寧な梱包とかはないし、購入後の評価なんてものもありません。

 

私はこのサイトを友人から聞いていたのですが、最初はそこまで興味がありませんでした。

 

というのも

 

・せっかくアメリカに来たばかりなのだから、自分の気に入ったものを買いたい

・Amazonやオンラインショッピングサイトで買えば、家まで配達してくれるので、時間の節約になる。(いちいち取りに行かないといけないのが面倒くさい)

 

と思っていたからです。

 

しかし、私が家具を検討していたタイミングで、たまたま同じ街に住んでいた日本人が日本への帰国が決まったとのことで、家も近くて取りに行きやすいし、そこまでこだわりのない家具の類やおもちゃを一気に購入できるチャンスと考えて利用することにしました。

 

それをきっかけにしばらくの間、色々なものをSale-N-Buyを通じて格安で譲っていただいていました。

 

Sale-N-Buyを利用してみて気づいた、意外な良い点は

 

1.日本人が使っていた家具、ということで大きな失敗はない

 

これ、結構大きいです。

Amazonで買ったダイニングテーブルは重すぎて、日本人が使うような代物ではなかったことに、届くまで気づきませんでした。

しかし、実際生活様式が似ている日本人が使っていたということで、そこまで期待から外れることはないと想定することができます。

また実際に見た後で、断ることもできます。

 

2.お得

日本に帰国する人が出品するケースも多いので、どうしても帰国までに売りさばかないといけないということもあり結構お得な価格設定になっています。

 

 特に駐在の人(在米サイクルが3-5年と短い)が買った比較的新しい家具を格安で購入できるのはありがたいです。

 

ダイニング・テーブル&チェアのセットは、IKEAでオーダーメイドで作ってもらったという1200ドルのものを450ドルで譲っていただくことになりました。

 

IKEAでも木目調で安っぽくは見えず、子供のいる家になじむ優しいダイニングセットでした。

以前のAmazonでの失敗を痛感していたので、サイズだけではなく重さなども事前確認。

 

また、取りに行くにあたって、私の当時のレンタカー(プリウス)ではテーブルが長すぎて入らないと諦めかけていたのですが、なんとお相手の車で私の家まで運ぶのを手伝ってくれることになりました!しかもテーブルの組み立てまでしてもらいました。

本当に感謝しかありません。

 

3.アメリカ生活の話を聞ける

 

当時はアメリカにも一部の知り合いしかいない状況。

品物を取りに行った際に、子供のプリスクールの状況や、アメリカでの子育て生活、なぜアメリカに来たのか、なぜ帰るのかなど、雑談ベースで話を聞かせてもらっていました。

 

人それぞれ、みないろんな事情や理由でアメリカ生活を選んだり、日本に戻ることを決断しているのだなと大変興味深かったのを覚えています。

 

 

 

私の生活立ち上げはSale-N-Buyのおかげで、かなり早く、そしてそこまでコストをかけることなく済ませることができました。

 

現在ではFacebookにも日本人が不用品を無料で譲るグループなどもありますし、色々なコミュニティでもそのようなことはやっていて、あっという間に貰い手がついてしまっているのを見かけます。

 

特に日本から持ってきたもの、例えば子供用の絵本であったり知育おもちゃは、使い込まれていてもアメリカではなかなか手に入らないからこそ価値があるのだなと感じます。

 

日本でのメルカリのような中古品販売よりもアナログで手間はかかりますが、相手の顔が見えやすいということ、アメリカという土地で大事に使ってきたものを譲ってもらうことに日本人同士の絆を感じたりします。