学校で開催されるBook Fairて何? Scholasticは親も学校もWin-Winの仕組み。
これまで、息子はプリスクール、私立のキンダー、そして公立のGrade1と3つの学校を経験してきました。
それらのどの学校でも開催していたのがBook Fairと呼ばれるイベント。
これはScholasticという教育出版会社が提供する幼児向けの本を購入するためのイベントで、イベント期間は校内の一スペースがScholasticの本で埋め尽くされます。
Bpok Fairを初めて知ったのは息子がプリスクールに行っていた時。
その時は、「まぁここで急いで絵本を買わなくてもAmazonでオンラインでも買えるし・・・」と、その仕組みを全然理解していませんでした。
その後パンデミックが始まってBook Fairもオンラインだったのですが、今年またBook Fairが小学校で開催されることになり、ようやく仕組みが理解できるようになりました。
Scholasticで本を購入するメリットは次のものがあります。
1. 子供向けの良質の本が安価で購入できる
Scholasticが提供している本はソフトカバーが多く、10ドル以下で購入できるものがたくさんあります。
ちなみに話はそれますが、日本でも本屋で売っているものはハードカバーですが、福音館の月間絵本「子どものとも」はソフトカバーで安価ですよね。
この「子どものとも」も安価な上に軽いので、度々日本から送ってもらったりしています。
2. 購入した金額の何割かが学校に渡ったり、FREE BOOKとしてクラスが受け取ることができる
学校がわざわざScholasticを連携してBook Fairを行う最大の理由はここにあります。
保護者が本を購入すればするほど、学校も嬉しい仕組みとなっているわけです。
3. 先生が本のウィッシュリストを作成することで、そのクラスの保護者が本を購入し、学級図書として寄付することができる
私はこのウィッシュリストのことが最近までよく分かっていませんでした。
Book Fairに行くとよく見たのが、クラス番号が書かれたボックスに本が何冊か入っているというもの。
初めは「クラスの先生が子供たちにお薦めしている本ってことかな?」と思っていました。
実際はそうではなく、これが先生のウィッシュリストだったんですね。
以上、Scholosticでの本の購入は、親にとってだけでなく学校にとっても嬉しい仕組みとなっているのです。
幼児の言語習得には読み聞かせがかかせません。
我が家では寝る前の読み聞かせは日本語の本がメインですが、英語の本の時も時々あります。
「私のジャパニーズイングリッシュで読み聞かせをしない方がいいかな?」なんて最初は思っていましたが、子供たちの英語理解力がどの程度のものか知るためにも最近は英語の本も読むようになりました。
Scholasticを上手く利用して、子供たちの読解力の向上に、そして親子の楽しい読書タイムにと役立てていきたいです。