アメリカのプリスクールで学ぶ、咳をした時の対処法
子どもたちと渡米してプリスクールに入ってまだ2週間くらいのこと。
その頃は息子がまだプリスクールに慣れず、朝送りに行ってもなかなか私から離れようとしなかった時期。
ある日、仕事も余裕があったことから、しばらく息子と一緒にプリスクールでアクティビティに参加することにしました。
その日は、読書コーナーで先生が本を子どもたちに読んであげていました。
その時、一人の子どもが「くしゅん」とくしゃみをしました。
それを見た先生が即座にその子に対して、くしゃみはこうやって袖の肘の内側部分で口を覆うようにしてくしゃみをするんだよ、とジェスチャー付きで教えていました。
これを見て、当時へぇと思ったのでした。
日本だと、大人でくしゃみをする時って手のひらやハンカチで口を覆いますよね。
でもこれだと手にウイルスが付着する可能性があります。
咳エチケットの一つとしては厚生労働省も提唱しているようですが、マスクやハンカチで覆っていればいいと考えている人が多くて、袖で覆う習慣って日本ではあまり普及していないように思います。
私も今回の件があって調べるまでは知りませんでした。
考えてみれば、アメリカでは大人も手で口を覆って咳をするような人は見かけません。
その後、家で咳をすると、息子がこうやってするんだよー、と教えてくれるように。
慣れてしまえば当たり前のことですが、アメリカだとプリスクールで教わるのだなと興味深く感じたのを覚えています。