子連れフライトで気をつけていること
アメリカに移住してからも何度か日本への出張があり、その度に子ども2人を連れて片道9時間~11時間のフライトをしていました。
子連れフライトでは準備が何よりも大事です。
日系航空会社の直行便を利用する
子連れフライトだと、日系航空会社のホスピタリティが本当に身に染みます。
無料でキッズミールに変更可能だし、子どもにおもちゃやお菓子を用意しているところも。子ども用に飲み物を頼むと、コップにストロー、急な揺れでもこぼれないような蓋付きで出してくれたりします。子連れ優先搭乗もあります。
これってどこの航空会社でも当たり前ではないんです。
私は羽田&直行便の関係からJALを使っていますが、JALはこの点でとても優れていると感じます。
また子連れフライトでは、お金を払ってでもより楽、より時短のルートを選んで、親の負担を減らすことをおすすめします。
このため私にとって羽田便(羽田空港ー家までタクシー可能な距離のため)、直行便(経由地で子連れ移動や数時間待機は耐えられない)はマストです。
アメリカ空港ーアメリカ自宅での足を確保
アメリカ空港から自宅までは交通機関がないためタクシーを使いますが、子どもはチャイルドシートが必須ですので、流しのタクシーは使うことができません。
Uber、Lyftといったタクシー配車サービスも、チャイルドシートオプションを使えるのは一部の地域のみ。
子どもが大きくなれば持ち運び可能なブースターシートを持ってシャトルバスを使うといった安価な手段もあるのですが、小さいうちはこの手段も使えません。
このため、チャイルドシートを搭載しているタクシーサービスをあらかじめ予約しておく必要があります。
予約時にフライトの発着時間を伝えておきますが、空港に到着したらSMSや電話で着いた旨を伝えるとスムーズに迎えにきてくれます。事前支払いだと、チップや支払いの手間も省けるので楽です。
機内持ち込み荷物を厳選する
機内で子どもたちにくつろいでもらうために、機内持ち込み荷物はほぼ子供のものだけ。
お菓子、ゼリー(飲み物は空港検査でひっかかるためNG)、予備の着替え服、おむつ等。そしてタブレット数台にはAmazon Primeでお気に入りのコンテンツをダウンロードしておく、などしています。
またフライトットという空気を入れるとクッションになる、飛行機用クッションを二人分持ち込んでいます。
座席の足をおく部分におくことで、シートがフラットになるため子どもが靴をぬいで足をのばしたり、寝ることも可能。
注意点は、このフライトット、通路側の席では使うことができません。
これは何か緊急事態が発生した時のルート確保のためだとのこと。通路側の席で使っているとCAさんに注意されます。
私は子ども2人と私の計3人で飛行機にのるため、航空券予約時の座席指定の際に窓側から3席連続でとらないとフライトットを2つ分使うことができません。
中央の3席シートだとで両側通路側となってしまい真ん中の1席分しか使うことができないからです。
フライトット以外に、用意しておけばよかったー!と思ったのが防水シート。
当時息子は4歳で既におむつは卒業しており、「念の為」のおむつをひどく嫌がっていたので、搭乗前にトイレに行ったし、まぁ大丈夫だろうと思っていました。
ところが機内が非常に寒かったため予備の服も着せていたところ、離陸後たった1時間でまさかのお漏らし!私はこの時点で魂抜けました・・・
しかも上に来ていた予備の服も全て濡らしてしまったため、着替えは妹の予備服を着せることに。
濡らしてしまった座席は、私がビニール袋をひいて座りました。
息子が座ると、ビニール袋がずれてまた服を濡らしてしまうのではないか、もしそうなるともう着替えがないという状態でしたので。
この事件があった直後、座席に敷く防水シートを購入しました。
また私がくつろぐためのものとしては、Kindle端末の他、普段耳読しているので本の読み上げ録音したものをスマホに入れておきます。
子どもが私の膝の上で遊んだり眠ったりしている間も、耳だけは自分の好きな本を聞けるのでおすすめです。
イヤホンはもちろんワイヤレスで。私は骨伝導イヤホンを愛用しており、聞いていない時も常に首にかけておくことで、ちょっと時間ができた時に聞いたりしています。