ワーママからの海外移住×キャリア×子育て

IT企業勤務の二児ワーママが一念発起してカリフォルニア・ベイエリアへ。日々限られた時間の中での英語学習や子育て、ライフハックについてつぶやきます。

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アメリカ移住までの道のり⑫保活(デイケア、プリスクール探し)

5日間の弾丸単身アメリカ滞在では、アパート探しと並行して保育園(デイケア、プリスクール)の見学もしました。

 

スクールの見学は通常午前中に指定されることが多いので、まずはスクールの見学をスケジュールした後にアパート見学の予約を午後を中心に入れていきました。

 

 

 

アメリカのプリスクールとデイケア

さて、日本では未就学児が通う所としては保育園か幼稚園かといった選択になりますが、アメリカではデイケア、プリスクールという選択肢になります。

 

プリスクールは通常キンダーガーテンにあがる前の2年間(3歳児、4歳児)通う教育も兼ねたスクールで、日本でいう幼稚園に近いです。

これに対してデイケアというのは日本でいう保育園で、施設によっては生後数ヶ月から預け可能でキンダーガーテンにあがる前まで通うことができます。

 

日本との大きな違いというのは、プリスクールでもフルタイムクラスがあるということ。

日本の幼稚園の場合、14時頃には終了(曜日によっては午前のみ)という所がほとんどですので、両親が時間に融通のきく家庭(通常は専業主婦の家庭)のみが利用でき、フルタイム共働きのような家庭では保育園の選択を余儀なくされます。

 

一方でアメリカのプリスクールでは、午前中のみ、ハーフタイム(14時まで)、フルタイム(18時まで)、と時間を選べるようになっていて、親の就業状態に関係なく利用することができます。

 

このため働いている両親のケースの場合、子供が小さいうちはデイケアを利用し、3歳になったらプリスクールに移るというケースをよく聞きます。

デイケアでもモンテッソーリ教育を特徴にしている所や、オプションのレッスンや運動を提供している所もあります。

 

またプリスクールでは週5日だけではなく、週2、週3といったプランもあります。

母国語が英語でない家庭では、週3は英語のプリスクールに通い、週2は母国語(日本語など)のプリスクールに通うお子さんもいます。

この場合費用が高くつくし親の送迎も大変だなと思ってしまいますが、子供にとって最良の環境を与えたいという思いからでしょうね。

 

また、プリスクールは「おむつが外れていること」が前提になります。

探し方

うちの子どもは渡米時に3歳後半、1歳後半でした。

このため下の子はプリスクールには入れず、デイケアしか選択肢がない状況でした。

 

プリスクール、デイケアの探し方ですが、これは知人の口コミを参考にするのが一番です。

 

特にデイケアデイケアには大手チェーンが運営している所と、ファミリーデイケアと呼ばれる個人宅で少人数を預かってくれる所があります。

ファミリーデイケアは比較的数はあるものの、なにせ個人宅という密室空間。

それに預ける子供も低年齢。口コミもなしにいきなり預けようとは思えません。

 

大手のデイケアやプリスクールではホームページがあって様子がある程度分かるものの、その地域に長年住んでいる家庭、通った経験のある家庭の口コミが一番参考になります。

 

私は複数の友人に評判のよいプリスクールやデイケアを聞いてから、自分で調べたプリスクールも含めて、見学の予約を入れました。

 

ちなみに私が探していた地域では、日本人はそれなりにいるものの、日本人共働き家庭は多くないため、あまりデイケアの情報は得られませんでした。

それでも共働き友人の経験や情報が本当に貴重で助かりました。

 

結果、デイケア3ヶ所(大手2、ファミリー1)、プリスクール4ヶ所を候補としました。

見学方法

ホームページやWebに記載のメールアドレスから見学の申し込みをしました。スクールによっては見学ツアーといって複数人集まって見学する時間を設けているところもありました。

 

ファミリーデイケアの方からは、「誰からの紹介か?」というのをまず聞かれました。こちらが個人宅に預けるのに警戒があるように、相手も全く素性がわからない相手よりは知人の紹介の方が安心できるのでしょう。

 

見学では担当者がクラスの中を見せてくれたり、一日のスケジュールや現在空いているクラスを教えてくれます。

 

 

大手デイケアとファミリーデイケアのメリット・デメリット

実際の見学ですが、デイケアは大手とファミリーデイケアでは雰囲気が大きく異なりました。以下が私が感じたメリット、デメリットです。もちろんデイケアによっても変わってくると思います。

 

大手

メリット

・大手は部屋数も多く、収容人数も多い。

・休みが少なく、営業時間が長い。

・Webで何でも済ませられたりとシステムがしっかりしている。

デメリット

・人数が多いのでごちゃごちゃした感じが否めず、あくまで雇われている人たちなので、どこまで子供たちに向き合えているかは不安が残った。

 

ファミリーデイケア

 

メリット

・個人宅なので少人数アットホーム

モンテッソーリ教育を取り入れていている所で、部屋も広くはないものの片付いてすっきりしている

・先生が自営しているだけあって説明も熱心

デメリット

・個人宅の庭が狭いので外遊びは多少窮屈に感じるかもしれない

・支払いはチェックのみ。

・休みが長い。先生が1人あるいは2人となるため、夏や冬にそれぞれ2週間ほど先生が休みをとりたいとなるとその間デイケアはお休みとなる。(替えがきかない分、その先生の都合に依存する)

 

 

Waiting listへの登録

見学後に希望のスクールに空きがあればすぐにでも入れますが、ベイエリアデイケア、プリスクールは基本的に空きはほとんどありません。

 

ただ引越しなどの移動も多いので、待っていれば空きがくることもあるようです。

そしてその空きを待つためにはWailing listへの登録が必要となりますが、これには登録費用がかかります。100ドル位のところから300ドルといったところもありました。

 

行くかどうかも分からないスクールの空きを待つために何箇所も登録料を払わないといけないのはお財布的に痛い出費です。

 

また、この登録料も通常チェックでの支払いのみ受け付けているところがほとんどです。

アパートの契約の時と同様に、この時点ではチェックブックを持っていなかったため、銀行までいってキャッシャーズチェックを発行してもらいました。

 

保活の結果は

先程も書きましたが、ベイエリアデイケア、プリスクールは空きがないのが普通です。

 

この弾丸滞在ではデイケア、7ヶ所を回りましたが空いていたのは

プリスクール1:14:30までのクラスのみ空きあり

プリスクール2:12:30まで週2のクラスのみ空きあり

デイケア1:空きあり

 

残りは一切空きなしでした。

このため上の子はプリスクール1に入れてフルタイムクラスが空くのを待ち、下の子はデイケア1に入れようと、プリスクール1のみ登録料を払って日本に帰国しました。

 

その2週間後、デイケア1へ連絡すると、もう空きはないとのそっけない回答がきてあ青ざめました、、(涙)

 

1才児の娘のデイケアに関しては保活やり直しとなるのでしたが、それについてはまたの機会に。