ワーママからの海外移住×キャリア×子育て

IT企業勤務の二児ワーママが一念発起してカリフォルニア・ベイエリアへ。日々限られた時間の中での英語学習や子育て、ライフハックについてつぶやきます。

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コロナワクチン接種の予約

 

私の住むカリフォルニア州では4月1日より50歳以上、そして4月15日より16歳以上であれば誰でも接種が可能になりました。

 

実際はカウンティによっては15日よりも早く接種可能とした地域もあり、お隣のサンタ・クララ カウンティでは2日前の4月13日より接種が可能となっていました。

 

私の場合、当面在宅勤務が続くし、人と直接会う機会はほとんどないので、当初はすぐに接種しなくてもいいかなと思っていました。

 

しかし先日の息子のキンダーでのコロナ感染があった時、検査結果が分かるまでは「もしも感染していたら、、、」と思うと怖くてたまらず、娘と接触させたり食事をシェアするのを極力避けるようにしたり、寝る時もマスクをしたりとかなり神経をつかいました。

 

そんなこともあり、ワクチン接種可能になったら、早々に接種しようと思っていました。

 

しかし知人の話では、予約を取ろうとしてもなかなか取れず、取れても遠い場所のみだったとのこと。

ワクチン接種にわざわざ遠いところまで時間をかけていきたくはないなあ、と15日を過ぎてもしばらくは様子見でした。

 

その後、続々と周りの知人が接種を始めたのを聞いて、そろそろだなと思いつつもJohnson&Johnsonの1回のみのワクチンを接種した友人が次の日発熱でかなり辛かったという話を聞いたり、その直後にJohnson&Johnsonのワクチンが血栓(Blood Clot)の可能性を示唆され一時停止になったり(1週間ほどですぐに再開しましたが)と、落ち着かない状況が続きました。

 

そこから1週間ほどたってようやく予約もとりやすくなったと聞いてから、ようやく予約を決意。

 

6月には学校も休みにはいり、今年こそはサマーバケーションを遠出して思いっきり羽を伸ばしたいと思う人も多いのでしょう。ワクチン接種の間隔は、Pfizerの場合3週間あける必要があるので、その期間も考慮してみな早くに打っておきたいのだなと。

 

私の住むサンマテオ カウンティのHealth Departmentのサイトから予約が取れるのですが、こちらもPCR検査と同様、医療機関によってアカウントをそれぞれ作成しないといけません。

 

有名どころだとStanford Health CareやKaiserといった医療機関、それ以外にはCVS、Walgreens、Costcoなどの薬局やスーパーでも受けることができます。

 

渡米当初に驚いたことの一つに、アメリカでは毎年のインフルエンザワクチンも病院だけでなく、CVS薬局やCostcoなどで接種が可能だということ。

Costcoではホットドックなどが売っている売店の隣で”Full shot"と書かれた旗がたっていて、初めはものすごく違和感を感じていました。

ここで接種して大丈夫なの?と。

 

でも、このようなワクチンを提供する既存プラットフォームが従来から整備されていたことが、今回コロナワクチンの大規模接種に一役買っていると今回感じました。

 

さて予約ですが、Kayserのアカウントは比較的スムーズに取れましたが、空きがあまりない状態。

Stanford Health Careは、サイト上で身分証明のために提供する情報がどうしても通らず断念。

CostcoやLuckyは接種するワクチンの情報を予約時に知ることができずこれも却下。

私はPfizerのワクチンを接種しようと決めていたので、予約時にワクチンの種類が分かる場所というのが第一優先でした。

 

ところがちょうどこの頃、一時使用停止していたJohnson&Johnsonのワクチンが使用再開になったこともあり、多くのサイトでJohnson&Johnsonばっかり!

 

結局予約がとれたのはCVS薬局。しかも最寄りのCVS薬局ではなくて、サンマテオブリッジを超えたHaywardという場所。まぁ車で20分弱なのでこれはありでしょう。

 

CVSでは1回目の予約を取ると自動的に3週間後に2回めの予約がとれるようになっています。

 

Facebookグループにベイエリアでのワクチン接種可能な場所などを共有しあうパブリックなグループがあり、これもワクチンの状況を把握するのにとても参考になりました。

 

その中で、低所得・貧困層の人達が、ワクチンの情報を全然受け取っておらず、どこで受けたらいいかも分からない人がいるとのこと。

 

私もすべてWebから情報を得ていて、手紙等が送られてくるわけでもありません。予約もアカウントを作成したりとかなり手間を感じます(電話予約もできますが)。

普段インターネットに触れていない人たちは、今回情報を得るのが難しいことは容易に想像ができるなと、情報格差を感じたのでした。