ワーママからの海外移住×キャリア×子育て

IT企業勤務の二児ワーママが一念発起してカリフォルニア・ベイエリアへ。日々限られた時間の中での英語学習や子育て、ライフハックについてつぶやきます。

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オフィス売却の記事にドキッとするものの、実は・・- This is a red herring.

私の会社のシリコンバレーにあるメインオフィスはかなり象徴的な建物なのですが、これが売却に出されているという話が記事になっていました。

コロナ渦での売却、というとやはりいろいろな憶測が飛び交います。

 

記事の写真を見ると、確かに本社オフィスのメインの建物。

 

しかし記事をよく読んでかつ調べると分かるのですが、売却される建物はこのメインの建物ではなく、少し離れたところにある外部の人のトレーニングのための建物であることが判明。建物自体も他とは異なり小さいものです。

 

要は、コロナに伴う行動様式の変化によりトレーニングのための建物も今後ほとんど使うことがないだろうという判断で売りに出されたのだと推測。

 

ですのでまぁそこまで大したことないというか、あり得る話なのですが、記事の写真が非常にmisleadingなものなので、「これは単なる序章なのでは・・」などと近隣のコミュニティで物議を醸し出していました。

 

そこで出てきたコメントが

This is a red herring. これは紛らわしい偽情報だよ

 

red herringとは直訳すると「燻製のニシン」ですが、以下のような慣用表現として使われます。

a fact, idea, or subject that takes people's attention away from the central point being considered

-- Cambridge Dictionary より引用

人の注意を他の重要ではないことにそらすための情報」ということですね。

 

シリコンバレーは、多くのハイテク企業が集うことで雇用が栄えている一方、人も増え、物価もうなぎ登りにあがってきたため、古くから住んでいる住民にとっては住みやすさという点でデメリットに考えている人もいるのですよね。

 

このためハイテク企業の動向についても関心が高いのでしょう。

建物が移転する、縮小するとなると、雇用の機会も減る一方、人が離れて物価が下がるのではという期待もあるのだと思います。

 

私も記事を見て最初ドキっとしてしまいました。

それにしてもこの記事と写真はクレームが来そうなものだけど。