インフラ弱すぎるアメリカ
先週から雨季に入ったサンフランシスコ、ベイエリア。
日曜には暴風雨のため、私の住むエリアでは午後から停電が相次ぎました。
PG&E(北カリフォルニアをカバーする電力会社)のoutage mapを見ると、私の住む街がまっかっか。
息子が通っている学校やアフタースクールからも連絡が入り、停電が月曜も続けば休校になりますとのこと。
幸運なことに私の住むアパートエリアのみ停電を免れたけれど、周りのほとんど全てが半日も(場所によっては夜中も!)停電だったようす。
この停電ですが、去年は猛暑が原因で電力利用過多のため停電になったことがありました。
初めて停電を経験した時は、部屋のブレーカーが落ちたのかと勘違いをしてブレーカー上げ下げしたりしましたが、その後他の家でも発生していることが判明。
ここベイエリアはシリコンバレーと呼ばれる地域。IT企業が数多くある地域です。
それにも関わらずこのインフラの脆弱さといったら、、、結構、あきれます。
猛暑といっても日本の猛暑に比べたらエアコンなしでなんとか我慢できる程度ですし、今回の暴風雨も日本の台風に比べたらもう、、、といった程度です。(体感的に。それでも雨季が始まったこの1週間の雨量が年間雨量の1/4~1/3に相当するらしく、それなりにすごかったようです)
日本で停電が発生したら短時間でも大騒ぎですよね。
こちらだとよっぽど大規模でないとテレビ放送なんてないし(もともとテレビ見ていませんが)、電力会社にこちらから連絡しないと状況はわかりません(停電後しばらくたってからSMSで連絡通知がくることもあり)。
こんな時はNextdoor(ご近所さん同志の掲示板アプリ)での情報交換が重宝します。タイムリーな情報共有もそうですが、うちだけじゃなかったのねという安心感もあるし、こういった災害時にはちょっとした一体感も。
そして日本にいたときは「停電なんて、インターネットが使えないなんてありえない」と思っていたけれど、こんな状況を受け入れている住民達(怒ってはいるけど)を見ると、ここではしょうがないのかななんて諦めたりしています。
日本だと台風でも猛暑でも電気やインターネットが停止するのは本当に稀ですよね。特に東京では。
日本でシステム障害やらで謝罪会見とかニュースで見ていると、短時間なんだから許容してもいいのではなんて思うようになりました。
アメリカだと謝罪会見とか聞いたことないぞ。
ちなみにインターネット網も弱いです。繋がらなくなることも割としょっちゅうあります。
我が家は今回停電は免れたものの、我が家ではインターネット接続ができなくなりました。
月曜朝起きたときも復旧していなかったので、「これは今日仕事できないな、、こうやってインターネットが強制的に切れて仕事やPCから離れるのも悪くないかも、、」なんて思っていたのですが、子供たちを学校に送って家に戻ると、ちゃっかり復旧していました。ちゃんちゃん。
さっ、今週も仕事だ~(笑)