2020 Tax Returnまでの長い道のり② - いざ申請へ!
先日の投稿で、子どもたちのITIN取得のための旅券所持証明を申請、受領したことを書きました。
その後、いざ確定申告となります。
現在多くの人はTax ReturnをWebでの申告で済ませています。Tax Returnのためのソフトも色々と存在し、メジャーなものの一つがTurbo Tax。
ここに必要な情報を入力すれば申請までWebで行ってくれるわけです。ペーパーレス!
しかし、今回の私のケースではこの方法は使えません。なぜかというと子どもたちのITINを取得していないため、Turbo Taxで必要な情報を埋めることができないからです。
Tax Return申請時にITINを取得していない場合、ITINの申請をTax Return申請と同時にIRSまで出向いて行う必要があります。
まずはITIN申請書類。これはForm W-7を子どもの人数分用意して記入します。
次にTax Return申請書類。これはForm1040なのですが、これをイチから記入するのは面倒です。
私はTurbo Taxを使って入力しITINを入力する部分は空欄のまま、Webで申請をする手前でPDFで保存したものを使いました。
そしてIRSへのアポイントメントを電話で取ります。IRSのサイトに各オフィスの予約用電話番号が記載されています。
そして3月初めのアポイントメント当日。
以下のものを持ってIRSのサンフランシスコオフィスにBARTで向かいました。
- Form W-7(ITIN申請書類)
- 旅券所持証明 :ITIN申請のために必要
- Form1040(米国所得税申告書)
- Form W-2(Wage and Tax Statement)
ちなみにW-2は会社が年明けに発行する収入と税金についての書類です。
私は何を間違えたのか最初IRSの前にあった裁判所に入ってしまいました。しかもそこでも荷物チェックをしていたので、間違っていることに最初気が付かず。。
ようやくIRSの場所にたどりつき、1階で荷物チェックを行います。
その後オフィスに上がると、Tax Returnシーズンだし混雑しているかと思いきや、ガラガラ。
みなさん電子申請している人が多いのでしょうね。
待つことなく対応してもらえました。
ちなみに、実は夫の分もITIN申請の準備をしていたのですが、日本に住んで働く夫のITINは必要ないことがここで判明しました。
必要なのは扶養している子どもの分のみ。
夫にはわざわざ日本の米国大使館まで予約して行ってもらったので、ちょっと申し訳なかったかな。申し訳なくて必要なかったとはいまだに言えていません。。
そしてこの1週間後、コロナでShelter-in-placeが始まることになります。