突然やってきた。I-9 reverification(recertification)とは?
パスポートの有効期限が近づくにつれ、やってきたのがI-9 reverificationのメール。
I-9 reverificationってなんぞや?と思ったので、ここで共有したいと思います。
Form I-9とは?
アメリカの会社にアメリカ国内で雇用された場合、従業員の身元と就労許可の有無を証明するために使用されるフォーム。SSNを含む情報を記入します。
従業員および雇用主(マネージャー)の両者が、雇用開始日から3営業日以内にForm I-9への記入を済ませる必要があります。
Form I-9はビザで就労している外国人だけでなく、U.S市民も含めた、アメリカ国内で雇用された全ての人が提出を義務づけられているものです。
過去のメールを見返してみると、確かにアメリカで働き始めた初日にForm I-9の提出手続きを行っていました!
いやぁ、あの頃はやらなきゃいけない事務作業が山積みだったので、Form I-9が何かもよく理解していなかったし、提出したことすらすっかり忘れていました(汗)
連邦の規則により、雇用主は従業員のForm 1-9を雇用開始から3年あるいは雇用終了後1年のどちらか期間の長い期間、保持している必要があります。
I-9 reverification/recertificationとは?
雇用開始されて提出するForm I-9が全ての従業員に該当するのに対し、
I-9 reverificationは労働許可証(EAD)やビザといった就労許可の期限が切れる際、雇用を継続する場合に行う必要のあるものです。
つまりU.S Citizenであれば通常やる必要のないものという理解です。
私の場合、旧パスポートの有効期限に伴いL-1ビザのステータスが切れるため、I-9 reverificationの通知がやってきたというわけです。
主にreverificationを行うのは雇用主ですが、必要書類をこちらで揃える必要があります。
必要書類とはこちらになるのですが
Form I-9 Acceptable Documents | USCIS
私の場合
- SSNは条件付き(VALID FOR WORK ONLY WITH DHS AUTHORIZATIONの記載あり)であり該当外。
- パスポート更新したばかりなので有効な有効期限のあるI-94は発行されていない。
と必要書類が揃えられません。
そこで社内のI-9チームに伝えると、
「L-1延長を申請中なのであれば、Form I-797cをもらったら教えて!」
と言われForm I-797cを見せたところ
L-1延長が処理されている間は、働け続けられると言われている240日間までI-9 reverificationを延期できることになりました。
L-1延長処理が承認されれば、また再度I-9 reverificationの処理が必要になってくるのでしょう。
いやぁ、それにしてもパスポートの有効期限に追従してやらなければいけないこと多すぎ。。
パスポート更新、ビザの延長申請、運転免許更新、そしてこのI-9 reverificationなど、それぞれ別の機関であるにも関わらず、密接に関係しているのですよね。
弁護士に聞きながらも(弁護士からも詳細は担当機関に聞いてと言われるし)なんとか進められた感じです。ほっ。