ケーキの上の飾りはさらなる喜び? - Icing on the cake
「Icing on the cake」は直訳すると「ケーキの上のアイシング」です。
アイシングとはお菓子作りをする人なら本によく出てくる言葉ですが、粉砂糖に欄おアクを加えて練ったもので、ケーキやクッキーの上をデコレーションする時に使う言葉です。
「Icing on the cake」は、甘いケーキがそれだけで満足なのにその上にさらなる甘い飾りがある、すなわち「良い状況をさらによくする嬉しいこと」や「重要ではないけれども魅力的な飾り」という意味になります。
例)
"Being a scientist is enjoyable, and winning a Novel is icing on teh cake."
科学者でいること自体が楽しいのに、さらにノーベル賞をもらうことはさらなる喜びです。
先日、仕事の資料にとあるシステムの性能評価があったのですが
「This feature is icing on the cake.」
と書いてありました。
つまりここでは、とある機能に関してそれ自体は本来重要ではなかったのだけれど、
それがあったことでさらなる性能アップがあったという意味で使われていました。
仕事でもケーキとかアイシングといった表現が出てくる英語って面白いですね。
日本語では、仕事でそういった単語は絶対出てこないだろうな。
話は変わりますが、小さい頃ホールのケーキを分ける時に、誰がケーキの飾りの多い部分をもらうかをじゃんけんで決めていたことを思い出しました(笑)
私は学生時代の友達に久しぶりに会うと、今でもじゃんけんでケーキを選んでいます。これは私の友人の間での暗黙の了解で、このやりとりがまた何歳になっても楽しいんですよね。