ワーママからの海外移住×キャリア×子育て

IT企業勤務の二児ワーママが一念発起してカリフォルニア・ベイエリアへ。日々限られた時間の中での英語学習や子育て、ライフハックについてつぶやきます。

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アメリカでハウスクリーニングをお願いした話 Life is too short to clean your own home

Life is too short to clean your own home.

 人生はあまりにも短く、家の掃除をしている暇はない

 

これはとあるハウスクリーニングサービスのWebページにあったもの。

 

家事を外注する文化があまりない日本人には反感を買いそうなフレーズですが、

私はこれに「そうだよねっ!」と反応し、大きく背中を押してもらった気がしました(笑)。

 

 

私が初めて家事代行を頼んだのは第一子の育休開け後。

新築賃貸マンションに住んでいたので、新築の新しさを保ちたくてCasyを利用していました。

 

Casyではいろいろな方にお世話になりました。

そして最終的に、掃除が好きでたまらない「スーパー主婦」のような方に継続してお願いすることになりました。

 

彼女は、時間オーバーになると「ここの部分もっときれいにしたかったんですけど、、」と掃除で汗をかきながら(冬なのに半袖Tシャツだった)残念そうに言って帰っていくような人。

主体的に掃除をしてくれる姿、掃除が好きで工夫が感じられる姿にとても安心、信頼したのと同時に、私にはこのような情熱がない、お願いしてよかったと心底思いました。

 

それをやることが好きな人にやってもらってお金を払って経済を回した方がいいという考え方です。

 

ところが、アメリカ生活を始めて今までクリーニングサービスを使わずにきていました。

 

この理由は3つあって

 

1.私が住んでいる地域はアパートの築年数が古いものが多く、きれいをキープしようというモチベーションがあまりわかなかったこと、またアメリカのアパートは土足での生活が想定されているためか、あまり汚れが目立ちにくい模様の床が多いこと。

2.コスト。アメリカでは人件費が一番のコストなので、日本よりも費用はかかるのは明白だった。

3.そして要となったのは、見知らぬ人を家に入れることへのハードルの高さ

 

アメリカのクリーニングサービスでトラブルがあったら面倒だし、信頼できる人かどうか見極めるのにも時間がかかりそうで、二の足を踏んでいました。

あとよくアメリカで聞くのが、土足で部屋に入ってくるというケース。これも、シューズカバーを用意して履いてもらうようお願いしないといけないとあって、そういった認識のすり合わせも面倒に感じていました。

 

ところが先日3連休があり、家事と子供の対応だけで追われる3日間が過ぎてしまい、疲労をかかえながらこれは家事をもっと減らさないと!と痛切に感じたのでした。

 

そこでようやく重い腰をあげてクリーニングサービス探しを始めました。

 

自分の地域にいくつかあるのは分かっていたけれど、こういったものはまずは日本人の口コミ。

 

そうしたらなんと、日本人でハウスクリーニングの会社を個人で立ち上げている人を紹介してもらえることに!

 

日本人だと部屋に入れるというハードルがかなり下がるし、土足ということもないはずです。そこで早速コンタクトして一度部屋の様子を見に来てもらうことになりました。

 

来てもらって部屋を点検するなり

「うーん、なんでハウスクリーニングが必要なんですか?(割とキレイに保たれているので、自分で掃除ができる方ですよね?という意味)」

 

自分が掃除しない限りこの汚れがリセットされることはないというのがストレスなんです!

 

と事情を説明。

 

この方は定期のお客様だけでかなりいっぱいで、これ以上は新規をとらないと考えていたらしく、時間もかなり埋まっているようでしたが、とりあえず初回をお願いすることにしました。

 

当日は大きな業務用掃除機とモップ持参で来てくれて、クリーニング最中の40分ほどは外に運動に行くこともできました。

 

ハウスクリーニングの結果は、というと、感激するほどではなかったけれど十分満足するレベルでした。日本人だからといって事前の期待値が高すぎたのかもしれません。

 

水回りの見えにくいところに汚れが残っているのを発見しましたが、電子レンジの中も綺麗にしてくれたりと、普段気になってはいたもののやれなかったところを綺麗にしてくれました。

 

それにしても日本で受けていたクリーニングサービスは、プロの方ではなかったけれどクオリティ高く、コスパもよかったんだなと再認識。

 

それでも掃除をお願いして本当によかったと思いました。なぜ今までやらなかったんだろうと。

 

そして、ハウスクリーニングが来る前に部屋を片付けないと(掃除に専念してほしいから)という片付けのモチベーションにもなるし、

部屋が綺麗になると、さらに片付けよう、モノを少なくしようという好循環になります

 

 

私は「モノを片付ける、厳選する」という作業は、自分でやることが大事だと思っています。これは認知症予防にもなるし(笑)、自分の身の回りの空間を自分で選んでいるという自己肯定感もアップする

 

とある人が言っていた言葉

人間関係や人生が整理整頓できない人は、モノの片付けなんてできるわけがない。」

これもとても同感です。

 

それにモノを片付けるという作業は、他人が代わってできない作業なんですよね。

捨てていいという許可は自分しか下せないから。

 

でも「掃除」は片付けとはまた別物。

 

家事とひとくくりにしてしまいがちだけれども、家事の中にもいろいろあるし、掃除ひとつとっても色々なモジュールに分けることができる。片付けもそのモジュールの一つとも言える。

 

私は自分で片付けることには意味があると思っていたけれど、掃除することが大好きかと聞かれたらそうでもないし、得意なわけでもなく、自分がやる必要性を感じない。

子供も別にママが子供との時間を削ってまで掃除してほしいとは思ってない。

 

家事もできる限りモジュール化して、外注あるいはテクノロジーに任せられるものはどんどん任せて、限り有る時間を自分にとって大事なことに注いでいきたいなと、効率化魂に久しぶりに火がついたのでした。